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平成のエラリークイーンの推理小説を読みました。

こんにちは(´▽`*)
いつもほぐしの匠をご利用頂き誠にありがとうございます♪♪

今回は読んだミステリー小説のおススメを。
本格派ミステリー小説を読みたい衝動に駆られネットでオススメの作家を調べていたところ
青崎有吾がオススメとあったのでどんな人物か調べてみると、「平成のエラリークイーン」と称されているとあったのでこの人の本にしようと図書館に借りに行って読破しました。
その作品が「体育館の殺人」です。




読んだ感想としては正統派の推理小説でした( ̄▽ ̄)
事実を丁寧に積み上げながら隙のない論理を構築して、有無を言わせぬ推理で真相を解決する。
ミステリー小説には
・フーダニット(誰がやったのか)
・ハウダニット(どのようにしてやったのか)
・ホワイダニット(どうしてやったのか)
の3つで構成されているのですが
この作品ではフーダニット・ハウダニットに全力投球しており、
ホワイダニットは飾りです偉い人には分からんのですよ(笑)という内容でした。
なので、動機はとてもおざなりです(笑)
こんな理由じゃ犯人殺人事件は起こさないぞと思っちゃいます。
だがそれがいい(笑)

又、解決篇に入る前に「読者への挑戦状」があるところも特徴です。
しかもその幕間で作者が読者に対して語り掛けてきます。
「私は読者に挑戦する」
このフレーズに我々読者は震えてしまうものです。是非皆さんも挑戦してみてください(∩´∀`)∩
シリーズ物になっており続編に水族館の殺人・図書館の殺人があります。


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